グラフィック・アーティスト鈴木盛人の公式ブログへようこそ。

作品がどのような考え方や日々の中で生み出されるのかをブログから感じていただけると嬉しいです。クリエイターが固執しがちな表面的な技術や攻略、数字よりも、自分がどんな事を大切にして日々を送るかというところに、クオリティのすべての理由が存在すると考えます。

今日はフードコートでランチです。いつもレストランで豪華な食事をしているわけではありません(笑)ファストフードに行くのは月に一度ぐらいですが。フードコートの中には沢山のお店がありますが、僕のお気に入りはPOPEYESのフライドチキン。壁画も楽しいです・・・楽しい絵なのに変に子供じみていないところがGOOD。


ビデオを編集してみて目に留まったのが、入り口にあったガチャポン。ちょっとレトロチックなデザインが格好良く無いですか?鉛っぽいグレーに、アメリカの消防車のような赤。それにピカピカのトップやパーツ。決してレトロ風にリメイクした「復刻版」ではなく、ずっとこのデザインが愛され続けているという点で、日本は大いに学ばなければなりません。


日本の最近のものは確かにデザインは新しいのだけど・・・例えばインテリアとして部屋に飾っても絵になるのは、やっぱりアメリカ版じゃないでしょうか?時が経っても良いデザインと、時が経つと格好悪くなるデザインがある。日本には後者が多い。何故?

中のポップ(ラベル)の在り方にも注目してみてください。アメリカ版はマシン全体のデザインの一部として溶け込んでいます(ガムやカプセルの色までもデザインの一部になっているのがやはり凄い!)。例えばこのラベルがガラス瓶の小物入れに貼ってあったとしても格好良いでしょう。日本版はポップなのか、それ自体がチラシ広告なのか、解らないぐらい、紙の中で自己主張してしまっていて全体の雰囲気など関係無いという感じでデザインされています(←本当はこういうのを「デザインされている」とは言いたくないのですが!)。沢山盛り込み、派手にして注目を集めれば良いというこういう概念は、日本のデザイン業界に普通に万延しています。景色として見た時に、全く調和が無くグチャグチャなのです。子供はどちらを見て育つか・・・「育ちが違う」と言われてしまっても仕方ありません。日本は感性を養える環境じゃないと思う。

結局、デザインに関して「注目を集めるため」とか「売り上げを伸ばすため」とか「斬新さ」という、目先の目的しか見れていないからではないでしょうか。時が過ぎて、そのデザインは本当に良かったんだと、噛み締めるように、味が出て来るものが、日本にはあまりにも少ない。「自分が部屋に飾るとしたらどっち?」と常に考えてみると良いかも知れませんね。

上の2つの写真、見比べてみると、その場所の時間の質まで違って見えませんか?これらのマシンの傍のテーブルで午後のカフェをいただくとしたら!?(笑)

関連記事:LIVING FOR THE CITY

昨夜の「America's Got Talent」(あのポール・ポッツさんを発掘した番組です)に感動しました。まだアメリカ各地をオーディションでまわっている段階なのですが、36歳の黒人男性カイル・リフキンさんの歌唱に、アメリカ中が涙しました。(結婚式で歌うアルバイトをしながら)歌手として成功することを夢を抱きつつ、貧しい生活を送っているのですが、家庭内暴力で不幸な人生を送って来た母親を幸せにしたいと、今回この番組にテンプテーションの曲で挑戦しました。もう歳も歳だし「残された時間は無い」と言いながら・・・。歌う前から涙眼になっているのですが、歌い終わった時の涙は喜びの涙に変わっていました。まさに「魂のパフォーマンス」です!審査員たちも涙をこらえているのが解りますね。これから勝ち抜いて行かなければならないわけですが、夢を叶えて歌手として成功して欲しいです。ジェリー・スプリンガーがステージ袖で「将来、辛い事があっても、今日のことを思い出すように」と言ってますね。本当に感動しました。


未公開だったビデオが色々出て来たので、ひとまとめにして"VIDEO FOOTAGE"としてアップします。あえて音声も残してみました。日常の極々普通の一コマ。「住まい」「デザイン」「アート」「Hospitality」「コミュニケーション」など、クリエイターたちがブログ上で論じたがるものすべてが、この時間の中に凝縮されています。その専門家たち自らがこういう時間を持っていないなんて言わせませんよ(笑)しかし何故かこの「時間」のことは語りませんね。誰も語ってません、不思議なぐらい・・・(汗)一人で考えて結論を求めたり、参考書に頼ったりしなくても、この時間が感覚的に答えを教えてくれるのです。
日本人は「ホーム」と「ハウス」の違いに鈍感ですが、ホームを大切にしない人種が、空想だけでハウスを作ってるのが日本のデザインの現場のような気がする。ホームを大切にするクリエイターが増えなければ、日本のデザイン業界は本物にはならないだろう。

参考サイト:デザインブログ村
いままでアップしたグルメの映像が「WINE & FOOD Tube」で取り上げられています(自分で登録するのではなく、無断で勝手に取り上げられてしまうのですが)。
→こちら(全26ビデオ)


今回のレストランはこれで2度目。5ヶ月前に訪れた時は、たしか赤いテーブルクロスだったと思うのですが、今回はグリーンでした。そして食器や料理までもがグリーンにコーディネイトされていました・・・そのさりげない演出に気付いた時に感動した。美しいフォルムのグラスには、それに見合う飲み物が注がれなければ役目を果たしません。奇麗な食器には美味しい料理が乗らなければ、その時間が作り出される事はありません。目の前でのフランベは炎のエンターテインメント。素材を作る人達の情熱、料理を作るシェフの創造性、フロアでの演出、そしてその時間を楽しむ人々・・・創造の意味を終着点で体感。これが一番大切。この「クオリティの融合」を作り出すために、その中の一要素に携わるのだから。ただの情報として知っていても何の意味も無い。どうして多くのクリエイターたちは、ネット上の情報を取り上げるだけで知ったふりをするのか。今日も皆、机に座ったまま色形としてのデザインとニュースを語っている。本当の「現場」で学ぼうとはしない。


なんとインコグニートから友達申請が来ました!「ひょっとしてファン・サイトの管理人がプロモーション目的で手当り次第に友達申請してる?」と一瞬疑ったのですが、リーダーのジャン・ポール“ブルーイ"モニック直々に申請してくれたのだと知って感動しました。いきなり「Brother」って呼ばれてしまった(^_^;)

"一流ミュージシャンを揃えた世界最強のアシッド・ジャズ/ファンク・ライブ・バンド"
インコグニート - goo 音楽



わっ!アース・ウィンド&ファイアーの曲をカヴァーしてる!

Best of IncognitoBest of Incognito
(2000/10/31)
Incognito

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2〜3年前、友達のジョンと日本の骨董市に行って商品を見ながら(勿論英語で)色々話していたら、店員の女の子2人が「ベッカムの声みたい!」とこちらの事を話していたので、それからというもの、TVのゴシップ番組などでベッカムのネタが取り上げられる度に「ほらほら、ジョンが出てるよ」って冷やかして来ました・・・

で、昨日そのジョンと一緒にNBCの「TONIGHT SHOW」を観ていたら、ゲストがベッカムで、初めて実際のベッカムの声を聴きました・・・。

こ、これは!・・・すみません、彼女達が言っていたのは僕の声の事だったみたいです(激汗)ジョンの声は低くてヴィヴィッドなトーンなのです。ベッカムの声のがこんな高くてソフトなトーンだとは意外でした。思わずその場でジョンに「Oh No! That's not your voice...That's MY VOICE!!」と叫んでしまいました。ベッカムとは似ても似つかない太っちょなジョンを「声だけベッカム」と冷やかして来たのだけど、これからは逆襲が心配ですわ(;´д` )

丘の上のクラシカルなレストランでフランス料理をいただいて来ました。午前中に家を出たのに帰って来た頃には辺りは真っ暗になっていました・・・食事のためだけに一日かける・・・「ゆっくりとした時間を楽しむ」って、それぐらいの心構えじゃないと出来ません。即席であてがうようなものは偽物です。結局、勉強もやった事だけしか実にならないように、毎日の積み重ねがその人を形成します。だから本物に触れる事って本当に大切だし、本物を知っている人達に求められるためには当然必要な事です。「勉強って大切だと思う」と意思表明するだけで済むわけではありません。

今回はちょっと変わった「ラ・フランス」の風味豊かなシャンペンでスタート。「パレット」と名付けられた鮮魚と野菜のアパタイザーに注目!とても美しく彩られていて感動しました。ソースはフランボワーズです。フィッシュ・コースは黒むつのポワレ、ミート・コースは牛フィレのステーキです。映像からジューシーさが伝わって来るでしょう?エクストラでチーズ・コースもオーダーしてみました。

素材の良さ、料理の技術&創造性、食器の美しさ、インテリアの美しさが、食する人達の時間を彩り、それがトータルで「価値」となります。クリエイターたちでトータルでものを見れない人達が多い(ピンポイントでデザインの事ばかり語っている)のは、トータルな価値を体験するどころか、蔑ろにしているのが原因でしょう。自分達に厳しい意見を言っているクリエイターってあまり見かけませんし、時間のクオリティの事など、まるで「禁句状態」です。

●QUALITY TIME