
「セレブ」とか「ナイーブ」とか「ハイテンション」とか、全く違う意味で日本に伝わって定着しちゃってるヘンな英語って沢山ありますよね。知らずに外国人に向かって言ったら大変な事になりそうです(笑)
今回紹介するリー・レザックはニューヨーク出身のキャバレー・シンガーです。そう聞くと「え?キャバレーで歌ってるの?」って思われるかも知れません。日本のキャバレーは男性が女性ホステスと戯れに行く風俗バーですが、英語の"Cabaret"は男性も女性も行く高級なディナー・ショー・クラブという意味。高額でも意味が違います(笑)大概2つのパートで構成されていて、ファーストはディナーとショー、セカンドがカクテル・タイムなのだそうです・・・-ここで「キャバレー・シンガー」を説明するためにさっきニューヨーク出身のアメリカ人にしつこく訊いて教えてもらいました(笑)ちなみに日本の「キャバレー」を検索かけてみたら真っ先に「ボディータッチ一切不可」なんてのが出て来て、もう「風俗店」以外の意味はなさげ・・・(汗)
そもそも僕も「リー・レザックはオフ・ブロードウェイのキャバレー・シンガーだよ」とアメリカ人に言われるまでは「キャバレー」=「ホステス・クラブ」だとばかり思っていました。リー・レザックのプロフィールには確かに「a shining star of the international cabaret scene」とか「Cabaret romanticism of a high order」って書いてある・・・つまり「世界的キャバレー・シーンの輝けるスター」であり「ハイクラスなキャバレーロマン主義」って事ですね。日本のそれとは違い、ハイソなエンターテイナーという感じです。
さて、このアルバム、17曲収録で全曲17人のヴォーカリストたちとデュエットしています。その中の一人が、僕が小学生時代から好きだったモウリーン・マクガヴァンで、その共演が今回この才能あふれる素晴らしいキャバレー・シンガーを知るきっかけとなりました。
こちら(アマゾン)で視聴できますので是非聴いてみてください。秋にはこんなしっとりした音楽がピッタリだと思います。
それにしてもです!日本版は発売されてないし、アマゾンでも一人もレビュー書いてないし、Googleで「リー・レザック(カタカナ)」で検索しても一つも出て来ない(ちなみに"Lee Lessack"(アルファベット)で「日本語のページを検索」にかけると、通販関係しか出て来なくて、彼を語ってる個人サイトはゼロ。)なんて一体どうなってるの〜?海外ではこんなに評価されているアーティストなのに、日本では誰も関心を寄せてないのだろうか?クオリティの高いものへの日本人の関心というか、アンテナというか、そういうものが鈍っているように思えて、世界から取り残されてしまいそうで危機感を感じます。日本の大人たちよ、もっとグローバルに関心レベルを高めてくださいっ!(祈)
こちらのサイトでは他のアルバムも視聴できます。


