昨日のエントリーでゴードン・ラムジーの「Kitchen Nightmares」を取り上げましたが、今日偶然うちのハウスホストさんが「Hell's Kithchen: Season 1」のDVDを買って来ました。フル・シーズンが収められていて、なんと500分収録。


この番組は単なる「どちらのチームが美味しい料理を作るか」というコンテスト番組ではなく、課題をこなしながら挑戦者たちの成長を見る事ができます。人間ドラマとしての要素もあり、誰が何を考え、どんな発言をし、その考え方がどう結果に反映されているのか等が解るのです。どんな事にも理由がある。昨日のエントリーでも書いたダメな店のように、ダメである事の理由ほど良く解ります。日本の番組のように不必要な笑いを絡めたり、ビデオを観てコメントするタレント陣も居ません(当然です)。無駄な事に金をかけるより、もっと大事な質にこだわります(セットの美しさ、編集の上手さも流石です。CMに入る前の映像デザインも毎回違います)。余分なものは一切ありません。これは「デザイン」という仕事をする上で、当たり前でなければいけない感覚。洗練されていない日本のTVやメディア(雑誌、広告、ネット)などに見慣れてしまうと、その感覚が鈍り、とても良い環境とは言えません。問題点と原因をハッキリさせ、黙っていられない僕の性格は、こういう番組でいつも洞察力を鍛えられているからなのかも知れません。何かにつけ「何が正しいという答えなど無い」という曖昧な考え方が蔓延っている日本では、永遠に彷徨いがちです。
良い理由・悪い理由、必要なもの・必要じゃないもの・・・整理するのがデザインという仕事だと思うのです。形にする以前に、概念的にハッキリさせる事から始まっていると思います。

関連記事:GORDON RAMSAY

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(2008/04/08)
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