デザイナーたちがブログで取り上げる「話題の新製品」・・・でも自分で買ってなかったり、実物に触れた事も無いのに「情報発信者」ヅラで普通に書いているのを見ると何だかなぁって思います。

以前、アマゾンのレビューで、その商品の良さを書いている人が居たので読んでみたら、最後の一行に「ただ実際まだ買って無いので期待が過大にならないため、星4つでお願いします。 」と書いてあり、全く参考にならない単なる想像だけのレビューでした。その人が他にどんな商品のレビューを書いているのか調べたら、デザイン関連の書籍が多かったので、「やっぱり」という感じ・・・。

デザイナーは商品の広告を作ったりする事に慣れているので、自分が買ってもいないものを語ったりお薦めする事など、日常茶飯事なのかもしれませんが、レビューを読む人が欲しい情報は「実際に買って使ってみてどうだったか」です。お金を出して買うのですから、失敗はしたくありません。使った人の生の声を参考にして、買うかどうかを決める、大事なレビューです(むしろ欲しいのは、どんなところが満足じゃなかったか等でしょう)。発売元が商品の良いところをアピールするのは当然です。そういった記事をそのままリライトした(+それを読んで想像で付け足した)だけの文章など何の参考にもなりません。

というか、実際に買って使っている人達の目にも触れるという事を考えたら、買いもせず、実物に触れもせずに評価してるその人って一体何様?という気がするのです。自分は買わないのに人に偉そうに薦める妙なデザイナー体質。自分が書かなくても他にも同じ事をするデザイナーたちが大勢いるのに、やはりそれでも書く・・・結局、使ってない人達が話題に取り上げるだけの全くあてにならないトピックばかりが並ぶことになる(ニュース関連も同じ)。それでも自己嫌悪とか全くなさげ。デザインは人の豊かさのための仕事なのだから、人間的にもっと誠実であって欲しいです。

写真で商品を載せて物の形・色・機能を語るだけ。その物が存在する場所の時間(背景)が全く無い。消費者の感性を馬鹿にするなと言いたい。

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コメント

上手く言えませんが…
人には核になる中心部があって、それに薄い紙の様な物を重ねて行き、
そうして「ヒト」と言うカタチになって行くものだと、自分では信じています。
ブログランキング等を見ると、上位は殆どHow Toモノが占めています。
皆さん、薄い紙だけを求めていらっしゃる様です。
中心が無ければ、紙は貼れないのに…

その中心も無く、紙だけしか見えない方々に対して、
Moitoさんは薄く感じたり怒りを覚えるのではないでしょうか。
デザイナーは技術職だからテクニックも必要でしょう。
ですがテクニックとは、所詮「紙」だと思うのです。
その紙をどこに重ねているのだろう。中心はどんなカタチなのだろう。
僕の様な技術の無い素人は、そう言う部分がとても気になります。

2次元で言うと、土台が水平で美しければ、
いくら紙を重ねても、1番上になった紙も水平で美しいはずです。
なので、美しい人を見た瞬間、中心部(土台)までが予想出来るのだと。

大事な事を伝えるのは難しいですね。
簡単な事だから簡単に…とは思うのですが。。。(^^;
---------- scuderiaverdy [ 編集] URL . 06/09, 23:27 -----

scuderiaverdyさん、こんにちは。
デザインブログのランキングの上位は、斬新なデザインの紹介(本文で書いたように、実際に自分で使っていない人たちばかり)と、デザイン理論(ここでも人はあまり登場しなくて、デザインする側の理論という感じ)、あとは「○○を思う」系のニュースの感想などが目立ちますね。それと「アクセス何万人突破」とか、「今何位」とか、そんなのばっかりです。長い目で見たら、そんなの何の意味もありません。しかしそんな浅はかで中身の無い考え方が、もしかしたらデザイン業界のメインを占めている現実なのかもしれません。デザイン業界に限らず、TVを中心とした日本のメディアや文化全体がそんな感じなのかも。
きっとデザイナーに大切なものは何かと訊けば、デザインで人々の生活を豊かにすることと答えるでしょう。では、自分の生活の豊かさは大切にしているのかと訊けば、もうそこで答えに詰まります。自分のことさえ豊かに出来ない者が、それを形にして人に与える事など出来るはずがなく、たとえ技術に頼っても、そんなものは単なる形に過ぎませんよね。だから彼らは形の良さしか語れないのかもしれません。
---------- morito [ 編集] URL . 06/10, 00:03 -----

Moritoさん、こんばん、、おはようございます。

>デザイン業界に限らず、TVを中心とした日本のメディアや文化全体がそんな感じなのかも。

恥ずかしながら、僕もその中の1人です。。。(^^;
実際にあった話ですが、イタリア人の女性と奈良観光した時に、
「あれはShrine?Temple?」って聞くから「Shrineだよ」、、、
「あの大きなGateは何?、どんな意味があるの?」
「あぁ、、鳥居ね、あそこ通って清めるんじゃ無いか、、なぁ、、」
「キヨメルって何?、あれはDOG?FOX!、何故FOX?、前はLIONだったよ」
「Gate Keeperじゃ無いかなぁ、、きっと、、、たぶん、、、」
「何故2回手をたたくの?、礼は1回?、どうして?」
「みんなそうしてる…から…あーごめんなさい!!」

ぼくら結局何も知らないんですよね、、
色んな事に疑問を感じる必要があるんですよね。
僕のこの薄さで普通に生きてられるのが、その女性には不思議に
映ったに違いありません(^^;

Moritoさんの記事を読んで、この話を思い出し、お客さんとそんな話をして、
今日はレオナルド・ダ・ビンチの純粋さとリスクについて記事を書いてしまいました(汗)

PS.イタリア人には、その後フラれました(笑)
---------- scuderiaverdy [ 編集] URL . 06/10, 06:45 -----

僕も全く同じような状況によく遭遇します(汗)
路地にあった神様の矢倉を指差され、「あれはShintoか」と聞かれたのだけど、さっぱり解からず、答えに困っていると、「あの漢字で書いてあるのはどういう意味か」と聞かれ、それにも答えられず・・・外国人から見たら、日本語で書いてあるのに、どうして解からないのか?と疑問に思うでしょうね。結局、漢字の意味を見て推測で答えましたけど。
やっぱり日本には宗教心が無いという影響は大だなと痛感しました。結局、モラルとかプライドもそういったものが土台にあるから保てるんですよね。
今は僕はアメリカ人たちとの生活を送っていますが、自分が日本という環境で育った人間であることは変えられないものの、彼らの精神(生活の中での価値観)などを間近で日々学ぶ事は、とても勉強になります。理論ではなくて、感覚で学ぶという感じですが。
---------- morito [ 編集] URL . 06/11, 00:14 -----
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