今日はいつものOUTBACKに食事に行きました。OUTBACKはどの店舗もインテリアが統一されていて、いつも行く店がCMの中の店と全く同じ場所に見えるほどです。灯りも優しく、日本のレストラン独特のあの眩しさはありません。椅子もテーブルも、とても厚みのある木を使用していて、自然の木目を活かしたカントリー調。どこかのデザイン系のブログで「日本人ほど木目を愛し、木を生活に取り入れている国民は居ません」(←もうお決まりのパターンですね)という事を書いていた人を見かけましたが、僕はそうは思いません。日本で築50年とかの家ってほとんど見ないし、どんどん建て替え、どんどん捨ててる国という印象があります。昔の家は確かに木が中心でしたが、そんな家って残って居ないでしょう。一方、欧米だと築100年、200年なんて家は決して珍しくはありません。家具も古いものをそのまま使っていたりして、良い物を修繕(←リノベーション(笑)?)しながら大切に使う習慣があります。
過去記事より「LIVING FOR THE CITY」
日本人の「希望的」思い込み。これが根強くあるうちは、現状を認め、問題点を改善して行く事など出来ないのだろうなと思います。

店に向う車の中で、アメリカ人の友達との会話(もちろん英語)。

「そういえば新聞に『昨今の日本人は妙な英語を日本語に混ぜて使い過ぎる』と書かれた(アメリカ人記者による)コラムが載ってたよ。」
「えっ!それ、ちょうど昨日のブログで書いたところだよ!」
「『アイ・アム・ゴォイング・トウ・ザ・スクゥル』みたいな感じ?」
「そうじゃなくて単語だけ。文法は奴らは苦手で書けないの(笑)」
「ハハハ(爆笑)」
「で、さらに変なのは、英語にする単語としない単語があって、全くルールが無いってこと。自分が解る単語だけカタカナにしたいだけみたい。でも当然、意味が解らない人達も大勢いるわけで、それでもカタカナで『"ユーザビリティ"は大事です』とか『お客様のための"ホスピタリティ"』なんて言ってるから、全く矛盾してるわけ。」
「『フォー・ユア・ジャスト』なんてのもあったよね。ちょうど何?(笑)」
「でも『これはクリエイティヴな造語ですから』みたいに逃げるんだよ。全くどうかしてる。それから、カタカナの英語と、アルファベットの英語と、日本語が、一文の中にデタラメに並んでて、もう言葉めちゃめちゃになってる。英語使いたいのなら全部英語にしちまえ〜!っていつも言ってるんだよ。ただし文法もね(笑)」

そんな良い例を見つけました。


「残念券を集めてCHANCE!」
なんで「チャンス」じゃなく「CHANCE」?「残念券」「集める」は英語でもカタカナでも無い。訳せなかったから?(笑)

「海外もOKのBIG SIZE」
「ビッグサイズ」じゃなく「BIG SIZE」なのは何故?「海外もOK」は英語で何と言うか知らないとか(笑)

「今すぐORDER」
「今すぐ」は英語じゃ無いのに、ORDERだけ「オーダー」ではなくアルファベット?「今すぐご注文を!」とか「ORDER NOW!」じゃない理由は?

「さあ!メダルをGET! LET'S TRY」
「メダル」は「MEDAL」じゃないんだ?でも「ゲット」は「GET」?!
さらに「Let's Try」って?「Let's」は「Let us」のことですから、提案者(店員?)も一緒にやってみるって事になってしまいますけど?


「Bottle Price \650 税込\682」
「Bottle Price」だけ英語で「税込み」は英語でもカタカナでも無いのね。

頭痛くなって来ます・・・こんな広告に見慣れてしまっていませんか?デザイン・コンセプトとか「シンプル・イズ・ベスト」なんて言う以前に、法則も無く全く整理されてませんけど。こういう事を書いても、当のクリエイターたちは全く気にもとめません。自分達がやってる事を説明出来なくて気持悪く無いのかなぁ。デザインとは洗練し、整理することですよ?これはデザインとは言えません。

関連記事:「なるべく伝わらない言葉で伝えましょう」と教わりましたか?
  
コメント

日本語と英語、伝えると言う本質。
クリエイター自身、デザインが理解出来てないから、
「デザインとは?」「芸術とは?」なんて、
多くのクリエイターは
アホな定義を考えちゃうのでしょうね。(笑)
私のブログには毎度毎度、
「デザインと芸術の違い」みたいな
キーワードでやって来る人が多いですよ。

そんなくだらない事考えないで、
ちゃんとやるべき事を考えなさい
って感じです。

そんな、本来しなきゃならない事を
考える事の出来ないクリエイターが、
そういう訳の解らない造語?を蔓延させてるのでしょうね。
---------- KOJI [ 編集] URL . 07/03, 08:20 -----

たとえば「フォー・ユア・ジャスト」みたいなヘンなコピーを指摘すると、「言葉のリズムを大切にして、あえてそういう表現を使いました」みたいに必ず言われます。でも、言葉のリズムをそこまで繊細に大切にする者が、言葉の意味とか正しさとか、伝わる事を全く大切にしていないのはおかしいです。意味は恐らく「あなたの求めるものにちょうどピッタリ」というような事を言いたいのでしょう。そう書けば子供にも老人にも問題無く伝わるのに。その間違い(間違いとさえ認めず「あえてしました」なんて逃げます)がどれだけ恥ずかしいか全く自覚していないようです。「あえて」というのなら、正しい英語表現がどうなるのかも知っていなければなりません。「間違っているかもしれない事を覚悟で」というのは「あえて」ではなく、単に「正しい表現を追究することを怠りました」です。

デザイン学校、デザイン講師は、こういう根本的な問題点を教えているのだろうか?きっと教えていないでしょうね。というより、問題とさえ思っていない気がします。
---------- morito [ 編集] URL . 07/03, 16:42 -----
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