一流の客から認められること


イタリア料理でランチ。2日前に電話予約して出かけましたが、着いたら柱の影の暗く小さなテーブルに通されました。「予約客にこの席か」と連れは憤慨。窓側の大きなテーブルがひとつ空いていたので、そちらではダメかと尋ねたら、そちらはすでに予約済みとのこと。仕方なく、暗く小さなテーブル(カフェの小テーブルを2つくっつけたもの)で食事を始めましたが、「きっとこの店に戻って来る事は無いね・・・」と連れと話しました。僕らが食事を始めて30分以上経ってから、その窓側の席の客が到着したのだけど、きっと彼らの方が先に予約を入れたのでしょう。しかし僕が店側だったら、(予約した順番が後でも)同じく予約で来てくれた客に、空いている良いテーブルを眺めさせながら悪いテーブルに着かせたりしません・・・もし先に予約した人が後に来て、窓側の良いテーブルが埋まっていたとしても、その人は純粋に「窓側はみんな予約客で埋まってしまっているんだな」と納得するはずです。自分だったらそう思います。

上のビデオで、魚のコースから映像が明るくなっているのは、途中で窓側のテーブルが空いたので、店員に「こんなテーブルでは料理が楽しめない。あちらのテーブルに移らせてくれないか」と連れが申し出たからです。もし僕らがそちらに移らなかったら、僕らより後から来た予約無しの飛び込み客がその窓側のテーブルに着いていたことでしょう。

2日も前に予約して、通されたテーブルが最低の席。有り得ません。だったら、予約時に「そのような席しかお取り出来ませんが」と訊くのがこのクラスのレストランの常識です。そもそも、そんな極端な差を持たせる店内レイアウトをすべきではなく、通路のような場所にテーブルを置くなら、「そのテーブルでも構いませんよ」という客の為の補助席とすべきです。

いつも言っているように、店で働く側が、客として真のHospitalityを経験して感覚的に染み込んでいないと、単に事務的に仕事を処理することになってしまいます。そして良い客を失うことになっても、その理由にさえ気付かないでしょう。

料理はそれなりに良かったですが、我々は単に腹を満たしに来るのではなく、良い時間を過ごしに来るのです。その点が解っていない店員だったのが残念でした。店員である以前に、客として一流であって欲しいですね。それがこのお店が真の一流になる為の課題だと思います。

「 一流の客から認められること 」へのコメント

モリトさんの言っている事・・・私も全くその通りだと思います。

色々な店(レストラン、コンビニ、ブティック、等等)で、
客が  何かを確めてから買おうとか、素材の出所や名前を聞きたい時とか、 又、単純にかなりメジャーな商品の在庫を伺ったりしても・・・
店員は 一律に!  『チョット^^分りません。。。』と 平気でノタマウ。
そして・・・平気で蛙の様な面構えで突っ立ったまま。。。
な事が、、、、、増えました。(恐らく、水を掛けても気付かない???)

モリトさん、彼らこそ・・・「十羽一からげ」で宇宙に飛ばしちゃってくださ〜〜〜〜い。

やっぱりプロ意識の無さでしょうか。アメリカのレストランなどで、ウェイトレスのサービスがいたれりつくせり(おまけに、とってもフレンドリー)なのは、チップがあるからだと言われていますが、チップをはずみたくなるぐらいのサービスをしてくれると、お互いに気持が良いですよね。日本でもチップ制度を導入したら、ウェイターやウェイトレスの質は上がるでしょうか。サービスの悪さをチップの額から学ぶ事になるでしょう(笑)
うちの近くのスーパーでは、レジ清算を済ませている間に、オバちゃんたちが袋に詰めてくれるのですが、オバちゃんたちは店から給料はもらわずに、客からのチップだけなのだそうです。詰め方も上手だし、世間話もしてくれるので、と〜ってもフレンドリー。日本で失われつつある人と人とのコミュニケーションも、「ありがとう」の心も保たれている,価値あるチップだと思います。

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