英国のミュージカル俳優/歌手のマイケル・ボールが歌う「You Raise Me Up」。
どうして日本にはスタンダードというものが完成されないのだろうか。ちょっと前のエントリー「音楽が育つ土壌・育たぬ土壌」で触れたように、歌う人のファンか/ファンじゃないかというような聴き方から脱せないからだろうか。世界的な優れたものを知らない日本人はこれからも急速に増え続ける気がする・・・日本のTV(メディア)を観ると確信してしまう。
●Michael Ball "Tonight"
日本で育って世界のスタンダードになる音楽は"当然"無い・・・それどころか世界のスタンダードが日本のTVに登場する事も無い。海外アーティストが日本のジャズクラブに来て演ってくれる日本の名曲が「童謡」になってしまうのが悲しい。内輪で盛り上がるだけの使い捨ての文化しか無い。
「グ〜!」って何ですか?「フォ〜!」はもう飽きたんですか?
![]() | Back to Bacharach (2007/11/27) Michael Ball 商品詳細を見る |
そういえばNHK「英語でしゃべらナイト」のホストがエルヴィス・コステロにインタヴューした際に、コステロが「いま世界に必要なものは愛だよ、甘い愛(What the world needs now is love, sweet love)」と振ったのにポカ〜ンとして何の事だか解って無いようでした。世界的に有名なバカラックの名曲(フレーズ)も知らなくて、観てるほうが恥ずかしかったです。その英語で誰と何を話そうというのだろうか。バカラックはもはや「洋楽」というよりも「世界の(人類の)財産」でしょうが。日本人はそういうものにさえ無関心&無知。世界と協調できない深刻さを、どうしたら日本国民に解ってもらえるだろうか。












教育はとても大切です。
以前子供の音楽の教科書に最近のヒット曲があるのを見て驚きました。もちろん良い曲なのですが、学校で音楽の時間に学ぶとなるといかがなものかと。
先日YouTubeでLuciano Pavarotti を聴いておりますと、子供がパソコン前にかけより聴き入ったあとで「もう一回聴きたい」とリクエストしてきました。
子供でも、本物は何かが違うと分かるのでしょうか。(子供だからこそ分かるのかも)
早くから本物に触れる環境が(しかも身近に)整っていない日本では、世界のスタンダードってかなり難しいでしょうね。