SURVIVOR

2008.12.16 *Tue

SURVIVORのシーズン14がフィナーレを迎えました。何と3時間の放送でした。100万ドル(一億円)を手に入れたのは長老のボブ。究極のサバイバーに相応しい人物として応援して来た人だったので感動しました。頭脳と体力と人間性で39日間を自給自足で勝ち抜くゲームですが、最後の投票はいつも「誰が嫌いじゃないか(皆嫌いだけど誰が一番マシか)」という感じになってしまうんですよね(^_^;)しかし、その相関図を客観的に観察するのも面白い。必ずその理由が存在するし。

日本人だったらこんな風に自身の言葉で話さないだろうなぁといつも思う。(関連記事:日本版サバイバー)特に今シーズンの出場者達はキャラクターがハッキリしていて面白かった。それぞれの者が、自身の気持ちにとても正直。言いたい事を好き勝手に言っているように見えるけど、決して己の気持ちに嘘はついていない。むしろ周りの様子をうかがって、腹に思ってる事と違う事を言うほうが「何を考えているか解らない奴」という感じ。勿論、これは生き残りゲームなので、戦略の為に嘘をつくことはある。でも皆カメラの前で一人で想いを述べる時は、自身の考えをはっきりと述べる。

色々な人達のブログを観て、いつも思うのだけど、正直な人にはいつも好感が持てる。立派な事を言っていなくても良い。その言葉が純粋かどうかが大事。「こうありたい」という言葉でも、純粋にそう願う人の言葉には静かなパワーが宿っている。しかし、立て前だけで言う人の言葉にはパワーが無く、単なる飾り的な言葉でしか無い。

これまで取り上げて来た、「自分が買って実際に使ったわけでもない商品を人に薦めるデザイナー」とか、「ネット上で拾って来ただけの情報を自分の知識やアンテナの敏感さのように見せて書いているデザイナー」など、その中身の無さに一番気付いていないのは、書いている本人だと思う。自分の実体験に基づいていない。ブログで「自分が書く意義がある事」を書いているかどうかというポイントが、その人の人間度の有無を物語ると言っても過言では無いと思う。

最近デザイン・ブログ村に登場したブログで、コメントもトラックバックも受け付けていない方のブログがあったのだけど(普通、そういうのは「コミュニケーションする気も無いのか!」と叩かれるタイプですが)、一人で"多くの言葉"で綴っているそれには全く嘘が無く、好感が持てた。理想であろうと、悩み事であろうと、その想いが純粋ならば、読んでいて「きっとこの人は、作品のクオリティの為に次はこんな行動をするんだろうな」と確信できる。それが自分の価値観と同じかどうかなんて関係無い。とにかく思考・言葉・行動に矛盾が無いと、見ているほうも気持が良い。そして、その人ならではの個性有る考え方からは、得るものがあり、読み物としても面白い。

自分が書かなくても誰かが同じ事を書いている話題を(最新ニュースのように)取り上げる検索ロボットみたいな人って、その存在意義さえ疑ってしまう。「時間が無い」とアピール(←言い訳と売れっ子自慢の両方が出来る都合の良い行為)したがる人ほど、そういう事をやっている。

日本の広告類を見ると、そんなクリエイターたちの体質を反映したような、どれも同じような、伝える意義が無いような、嘘っぽく大袈裟な言葉ばかり並べた広告が目立つ。そんな広告たちと、作ってるデザイナーたちのブログを照らし合わせると、「なるほどね」と、その理由に納得してしまう。

関連外部リンク:「ロボットの人口が100万人を突破」
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