エコ馬鹿2

過去記事で、エコとデザインの無理矢理なこじつけについて述べましたが、牛乳ビンを利用したこんな照明器具(下)が「エコなデザイン」というタイトルで取り上げられているのを見つけました。

再利用はしているものの、白熱灯電球を12個も使用している点などは気にならないのでしょうか。そもそも昔からガラスは溶かして再利用が普通に行われているものですから、わざわざ牛乳ビンそのままを使っても、擦りガラスに加工するとか適合するクローム部分を製造するという手間はかかるもので、エコとしてのメリットはあまり感じられません。日本の牛乳ビンでもないし、形の良い牛乳ビンを海外から輸入して作るとしたら(完成品を輸入するとしても)、その運賃(燃料)のほうが余程エコに反するものでは無いでしょうか。牛乳ビンである見た目の貧弱さをデザイン的に補うために電球の数を増やしているとしたら、これまたエコに反するものです。

元々この商品はエコを謳って作られているものでは無く、芸術作品的な性質の強いもので、この作品を取り上げている海外の多くのサイトでも「エコ」の文字など見られません(当然だと思います)。ちなみに値段は2246ドル、日本の販売店での値段は273,000円。これをエコとして取り上げるあなたは、エコ貢献のためにこれ買いますか?


85個の白熱灯電球を使ったこちらの「シャンデリア」(3,797ドル)もエコなデザインとして取り上げられていました。一体どこがエコなんですかっ!

いい加減、日本人デザイナーたちの形だけのお粗末なエコ意識にはうんざりです。成果に対してエコと言ってください。プロたちの本質を見る眼の無さに愕然とします。日本が駄目になる。

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