スットコドッコイCM


最近「スットコドッコイ CM」というキーワード検索でのアクセスが多いです。
ちなみに前回の記事はこちら。
某正直なちゃんねる(笑)には以下のような意見が書かれていました:

●言いたいことはわかるけど・・・
 CM作成側に向けた内容作られても・・・って感じもする。

●夏のCMのCMはその点面白かったが
 今回のは暗くて情に訴えていて手前味噌で好かない

●てかあれ冬のバスじゃないの?窓が開いてて寒そう・・・

●これ誰のためのCMなんだろ?
 出演者のためみたいでへんなの。

●まぁ視聴者無視も甚だしいCMだな。
 そんなにCM製作マンセーしたきゃテメェ等だけで見て喜んでろよって感じ。

●CM製作側に向けてと言うより、CM製作の裏にある人間的な部分を
 ちょっと感じ取って共有してほしいってコトでしょう

●(↑)しらねぇよそんな事、そんなにCM作るのいやなら辞めちまえ。

●CMに出演しましょうとタレントに呼びかけてる
 CMのようだ

●でもあのCMは一体何が言いたいんだ?
 CMの裏側聞かされても困るんだが

●一般視聴者に、何をどう伝えたいのかがわからんよな…
 苦労して作ってます!ってのを分かってほしいのか?

●CMのCMはイラネ

●製作に携わってる人達は、つまんねーCMにウンザリだけど実は
 みんなは結構よろこんでるんですよ、っていう手前ミソなあざとさに引いてしまう。

●CM垂れ流しを自分らで正当化しているようで、見ていてあまり気分の良いものではないな。

●今放送してるのって、CMをくだらないと思ってるのは
 作ってる自分達だけで、周りの一般人は実は結構喜んでるよって話だろ。
 でも実際は逆だろ逆
 作ってる連中はこれすげーと自己満足、一般人の多くは
 それを不快に感じている場合のほうが多いんじゃねーの


ソフトバンクの「きみちゃん」のCMといい、今回の「CMのCM」といい、普通の感覚を持っていたら絶対おかしいと思うような表現を、どうしてわざわざ金かけてやるのか(放送されるまで誰も「この表現は・・・」と意見しないのか?)不思議でなりません。上に書かれた一般の人達の意見、すべて的を射ていると思います。CMの出来が良いか悪いか以前に、作ってる側の「ゆるさ」「あざとさ」を一般の人達が見抜いている。きっと作ってる側は「キャスティングは誰にするか」「BGMはどうするか」「納期に間に合うか」などという段取り的な事にしか目が行っていないのだろう。CMの中で泣きたい気分の人達は、そんなつまらないCMしか作れないから泣きたいんじゃないの?やっぱり自己弁護にしか見えないCMだ。そう感じる感覚のほうが正常だと思う。プロがこういうおかしな事に問題意識を持たないようではいけない。

クリエイターの「伝える事が一番大事」って言葉、いい加減聞き飽きました。どうしてそんな事ばかり言ってるの?恐らく「伝える事が一番大事」って言ってるような最低限信仰者の作るものは「伝わってない」と思う。伝えるのは当たり前で、力説するところじゃない。伝わってないから伝える事は大事というのは理に適っているけれど、「いくら良いデザインでも伝わっていないのでは」なんて、あっさり「良いデザイン」を捨ててそっちに比重を置くかっ!伝わらないものを作ってるのはプロなんかじゃないし、良いデザインを作れないのもプロじゃない。どうして「どっちを取るか」みたいなこと言うかなぁ。参考書からの受け売りみたいな理論をいくら何重にくっつけても土台が駄目なら駄目。衛生管理がずさんなケーキにいくら「売れる商品論」を応用しても、品質は上がらないのだ。大衆が「こんな不衛生なケーキは食べれません!」と言っているそばで「大衆の好み」や「美しく見えるデコーレーション法」ばかり (つまり、型にはめる事ばかり)を唱え、大衆の感覚と全く掛け離れた「似非プロフェッショナル理論」を展開してる人達が多すぎる。何が優れた戦略かをプロ面して語る前に、何が問題なのかを語るべきなのだ。

関連記事:「MINIMUM REQUIREMENT DENYING MAXIMUM ADVANTAGE」

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「 スットコドッコイCM 」へのコメント

アーティストやクリエイターという 変な浮いた集団。
常識はずれで世間の感覚と外れて浮いてる事が、
人と違うアーティストやクリエイターの感性と思ってる

世間知らずの人が創ってるCMだから…。


http://kbrand.blog9.fc2.com/blog-entry-734.html

どうしても不二家の問題を比べてしまうんですが、雑菌だらけのケーキを製造してる側の人達は、雑菌の入ったケーキなど食べたく無いはずなのに、どうしてあんなずさんな行為を平気でしているのか不思議でなりません。「問題にならなければ良い」という考え方もおかしい。きっと自分がしっかり消費者になっていないからあんな事が出来るんですよね。
クリエイティヴの世界では、いくらデザインや考え方がずさんでも被害が形として表れにくいので、相当ひどいもので無い限り、そのままにされてしまいます。全国放送のCMを作る人達が、どうして多くの一般人たちが普通に抱く感情を持てないのかが不思議でなりません。「どんなに良いデザインでも伝わらなければ意味が無い」というのは、実際は逆で、「良いデザインというものは伝わるものなのだ」だと思います。

はじめまして、に近いです。
よくお邪魔させてはいただいています。

私は、受け手にも問題ありな気がしたりします。

受け手も、感性を磨く必要があると思います、いくつになっても。
私もまだまだなんですが。
このCMですが、私はきゅぅんとしてしまいましたw
このコのシチュエーションを幾通りか考えたりして。
うまくいくことばかりではないっていう、色んな経験した年配の、
高田さんの、ま、無理かーみたいなって言うセリフは、
やさしさを感じました。
追い詰められず、おっしゃ頑張ろうってなる感じでしょうか。
仕事でヘトヘトになったとき、偶然見たCMに、
なんだかそうやんねー、って思ったんです。

でも、プロ意識って、本当に大切ですよね。
人によっては偏りでも、素晴らしいものが多い気がします。
だってコミュニケーションですものね。
創り出せる才能って、本当に素晴らしくて、うらやましい限りです。

これからもこっそりお邪魔させていただきます。

受け手の感性の高さというのは確かに大事な事ですね。そして正しい目とある程度の厳しさも必要だと思います。

今日はTVで不二家の内部告発みたいな番組を観たのですが、賞味期限の切れた120円のシュークリームを半分に切ってホイップクリームとイチゴを載せて180円で売るように上司に言われてやっていたパートの人が、罪の意識に苛まれてパートをやめたという話でした。で、もちろんそういう個人の話には「そんなシチュエーションで働かなければならなかった人は大変だったのだろうな」とは共感できますが、それは衛生管理がしっかりできなかった「言い訳」にはならないんですよね。「このCMのクオリティってどうなの?」って思われるようなCMを作ってる人達にも、いくらでもそんな「苦労話」はあると思います。でもそこに甘えちゃいけないんです、少なくともそう思われるCMを作ってる人達は・・・。 

衛生管理のずさんさに厳しいコメントをする人達は決して「そんな苦労してる人達の気持ちを解る感性を持っていない」というのでは無いと思います。「(パートさんの)個人的な気持ちは解る。でも会社として見た時に、そんな言い訳は通用しない(個人的に辛くても結果的にお粗末なものを世に出す言い訳になどならない)」って言う事です。

もしこれが、衛生管理を徹底して美味しいケーキを提供している会社で働く人達の物語だったら、そこで働く人達の苦労話には文句無しに共感できるでしょう。でも多くの人達に迷惑をかけるようなクオリティを平気で出している人達(つまり「プロなのに最低限の事が出来ていない人達」)の「それでも頑張ってるんですよ」みたいな苦労話などに「手前ミソなあざとさに引いてしまう」という一般人の感覚は正しいと思います。要するに全体でどうか、って事であって、個人レベルで許していたら、どんどん堕落してしまうという厳しさなのです。「上司に言われて良心の呵責と闘いながらしかたなく売っていたのね」と一緒に涙を流して許す事は出来ないのです。プロがプロであるためにも、皆のためにも、そして文化のためにも。

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