クリエイター仲間と日本のクリエイターが発信するブログを観察しては「受け売りな情報ばかりで、その人の生活自体が全く見えないものばかり。机の上で検索して得られる程度の物事に対しての感想(または情報の転載)でしか無い。」という話をよくします。仕事(作業)しかしてないのですから当然ですが。仕事以外で外に出ていない人も多いのでしょう。

昨日からエミー賞の番組が始まっています。一言でエミー賞と言ってもいくつかの式典に別れていて、昨日は「2007 PRIMITIVE CREATIVE ARTS EMMYS」の授賞式典をやっていました。メインのエミー賞では作品賞や主演賞などの(アカデミー賞的な?)解り易いものになるのではないかと思いますが、昨日放送された式典では「OUTSTANDING CASTING FOR COMEDY SERIES」とか「OUTSTANDING PICTURE EDITING FOR NONFICTION PROGRAMMING」、「OUTSTANDING SINGLE-CAMERA PICTURE EDITING FOR A DRAMA SERIES」など、かなり細かく分けられて、作品の一部と共に紹介されていました。例えば「OUTSTANDING ART DIRECTION FOR VARIETY, MUSIC PROGRAMMING OR NON FICTION PROGRAMMING」では「79th ANNUAL ACADEMY AWARDS」と「TONY BENNET: AN AMERICAN CLASSIC」が受賞していました。
●「TONY BENNET: AN AMERICAN CLASSIC」より
トニー・ベネットやスティーヴィー・ワンダーに贈られた賞じゃなく、あくまでもアート・ディレクションでの受賞です。でもこの映像観たら納得!でしょう?
番組のオープニングや振り付け、衣装、編集、カメラなど、あらゆる影のクリエイターたちの功績が讃えられます。どれも素晴らしい作品ばかりで、ほんの数秒間紹介される映像でもそのクオリティの高さは伝わって来ます。
こちらは「OUTSTANDING COSTUMES FOR A MINISERIES, MOVIE OR SPECIAL」と「OUTSTANDING ORIGINAL MAIN TITLE MUSIC」で受賞していた「THE TUDORS」です。日本にこんなすべてに美しいTV作品はありませんよね。TVを流してるだけで、毎日1つや2つは必ずこんな感動があります。レベルの高さに圧倒されます。
受賞者たちが皆裏方的な人達なのに対して、プレゼンターたちは話題のTVシリーズの出演者たちで華を飾っていましたが、日本では知られていない人達ばかりです(日本公開されている映画の俳優達とは違うし、リアルタイムでアメリカのTVを観ている人達にしか解らないでしょう)。
今年アカデミー賞が発表になった時、あるベテラン・デザイナーがブログで「アカデミーなんて、アメリカの映画関係者が投票するのであって、金まみれで自分達を投票しているのだから」みたいな批判(「ただし受賞したらギャラはだいぶ違うんだろうなぁ」みたいな事も書かれていた)を浴びせているのを読んで、僕は「どれが受賞するかではなくて、どんな素晴らしい作品が讃えられるのか、それを実際に自分の目で観る価値がある」というような事を書きました。日本にはどの作品が受賞したという結果的な事しか伝わって来ないから「どれが受賞しようと興味ない」という意識が強いのかも知れないけれど、ノミネートされる作品はどれも素晴らしい出来だし、僕は「世界にこんな凄い表現のできる人達がいるんだ!」といつも感動します。そういう意味でなら「どれが受賞しても良い」と感じます。
自分自身の観る目、そして知識、さらに創造する者としての専門的な意見を持って、その上で評価しなければ、単なる無知の暴言に過ぎない。実際に観てない人の意見など、誰も求めない。そんな無感動の、情報だけにしか反応しないクリエイターが多いのだから、作品自体に魂がこもらないのも当然なのかも知れない。彼らは一般人に劣る無知さを反省などしないし、時間の過ごし方も問題だとは思っていないのだろう。
中には話題の新商品を使っても居ないのに論じてる人もいます。使ってる人から見れば、買ってもいない人にウンチク語られたくないですよね。毎日心から感動して行動している(お金を払ったり貴重な時間を充ている)人達に対して失礼だなと思うのです。「デザイナー」というだけで万能な感性の神様になった気になってない?って思うことがある。でも「その情報はデスクに座ったままネット上で探して来たな」って見え見えだったりする(^_^;)

昨日からエミー賞の番組が始まっています。一言でエミー賞と言ってもいくつかの式典に別れていて、昨日は「2007 PRIMITIVE CREATIVE ARTS EMMYS」の授賞式典をやっていました。メインのエミー賞では作品賞や主演賞などの(アカデミー賞的な?)解り易いものになるのではないかと思いますが、昨日放送された式典では「OUTSTANDING CASTING FOR COMEDY SERIES」とか「OUTSTANDING PICTURE EDITING FOR NONFICTION PROGRAMMING」、「OUTSTANDING SINGLE-CAMERA PICTURE EDITING FOR A DRAMA SERIES」など、かなり細かく分けられて、作品の一部と共に紹介されていました。例えば「OUTSTANDING ART DIRECTION FOR VARIETY, MUSIC PROGRAMMING OR NON FICTION PROGRAMMING」では「79th ANNUAL ACADEMY AWARDS」と「TONY BENNET: AN AMERICAN CLASSIC」が受賞していました。
●「TONY BENNET: AN AMERICAN CLASSIC」より
トニー・ベネットやスティーヴィー・ワンダーに贈られた賞じゃなく、あくまでもアート・ディレクションでの受賞です。でもこの映像観たら納得!でしょう?
番組のオープニングや振り付け、衣装、編集、カメラなど、あらゆる影のクリエイターたちの功績が讃えられます。どれも素晴らしい作品ばかりで、ほんの数秒間紹介される映像でもそのクオリティの高さは伝わって来ます。
こちらは「OUTSTANDING COSTUMES FOR A MINISERIES, MOVIE OR SPECIAL」と「OUTSTANDING ORIGINAL MAIN TITLE MUSIC」で受賞していた「THE TUDORS」です。日本にこんなすべてに美しいTV作品はありませんよね。TVを流してるだけで、毎日1つや2つは必ずこんな感動があります。レベルの高さに圧倒されます。
受賞者たちが皆裏方的な人達なのに対して、プレゼンターたちは話題のTVシリーズの出演者たちで華を飾っていましたが、日本では知られていない人達ばかりです(日本公開されている映画の俳優達とは違うし、リアルタイムでアメリカのTVを観ている人達にしか解らないでしょう)。
今年アカデミー賞が発表になった時、あるベテラン・デザイナーがブログで「アカデミーなんて、アメリカの映画関係者が投票するのであって、金まみれで自分達を投票しているのだから」みたいな批判(「ただし受賞したらギャラはだいぶ違うんだろうなぁ」みたいな事も書かれていた)を浴びせているのを読んで、僕は「どれが受賞するかではなくて、どんな素晴らしい作品が讃えられるのか、それを実際に自分の目で観る価値がある」というような事を書きました。日本にはどの作品が受賞したという結果的な事しか伝わって来ないから「どれが受賞しようと興味ない」という意識が強いのかも知れないけれど、ノミネートされる作品はどれも素晴らしい出来だし、僕は「世界にこんな凄い表現のできる人達がいるんだ!」といつも感動します。そういう意味でなら「どれが受賞しても良い」と感じます。
自分自身の観る目、そして知識、さらに創造する者としての専門的な意見を持って、その上で評価しなければ、単なる無知の暴言に過ぎない。実際に観てない人の意見など、誰も求めない。そんな無感動の、情報だけにしか反応しないクリエイターが多いのだから、作品自体に魂がこもらないのも当然なのかも知れない。彼らは一般人に劣る無知さを反省などしないし、時間の過ごし方も問題だとは思っていないのだろう。
中には話題の新商品を使っても居ないのに論じてる人もいます。使ってる人から見れば、買ってもいない人にウンチク語られたくないですよね。毎日心から感動して行動している(お金を払ったり貴重な時間を充ている)人達に対して失礼だなと思うのです。「デザイナー」というだけで万能な感性の神様になった気になってない?って思うことがある。でも「その情報はデスクに座ったままネット上で探して来たな」って見え見えだったりする(^_^;)


